パン・イ・ピュー | 信州大学就職促進プログラム

母国で作られる洋服に興味を持ち,アパレル業界を志望。
大学の授業で出会い,運命を感じた会社で頑張っています。

パン・イ・ピューさん/ミャンマー出身

パン・イ・ピューさん/ミャンマー出身

経済学部経済学科卒業・2012年就職

1. 信州大学に留学したきっかけ

 テレビ番組で日本のことを知り、子どもの頃から憧れを持っていました。いつかは日本に行きたいと思っており、マンダレー外国語大学日本語学科を卒業後、静岡県の日本語学校で学び、信州大学へ進学しました。

2. 就職までの経緯

ミャンマーと静岡でしっかりと日本語を勉強しましたから,入学後も言葉で苦労することはありませんでした。最初の1年は留学生向けの宿舎で,2年次以降は女子寮で過ごしました。女子寮での暮らしは日本人学生の友達もたくさんできて,楽しかったです。当時の友達とは今でも連絡を取り合っています。

1年次は松本ゾンタクラブ,2年次は日本政府,3・4年次はあずみ野ロータリークラブの奨学金で学費や生活費をまかなえたので,学業や就職活動にも専念することができました。

大学では行動ファイナンスについて勉強したのですが,就職活動をする際は,自分には金融業界は向かないと思い,アパレル業界を目指すことにしました。日本では「メイド・イン・ミャンマー」と書かれた衣類がたくさん売られていて,どんな会社で作っているのだろうと興味が湧いたのです。

運命的な出会いが訪れたのは大学で受けた「経営者と企業」という授業でした。ここでシャツメーカー,フレックスジャパンの矢島隆生社長が講演したのです。同社はミャンマーにも製造拠点を持っていますし,矢島社長の話にも感銘を受け,この会社で働きたいと強く思いました。感激のあまり矢島社長に手紙を書いたほどです。最終的には8社を受けましたが、同社に提出するエントリーシートだけは何度も大学の方に添削してもらい,面接の練習にも取り組みました。

3. 現在の仕事内容

念願叶って入社後は海外生産課に所属し,ミャンマー工場の生産計画立案や資材発注,納期管理などを担当しました。産休取得後はこうした管理業務の補佐をしています。自分たちが作ったシャツがきれいにお店に並んでいるのを見るととても嬉しい気持ちになります。今は管理業務が中心ですが,将来は縫製のことも勉強したいと考えています。

採用先企業様からの声

フレックスジャパン株式会社

フレックスジャパン株式会社

プロダクションセンター責任者 兼副資材課責任者 マネージャー 宮澤 伸一 様

プロダクションセンター 海外生産課責任者 リーダー 塩入 衛 様

総務部労務課責任者 アッパーフォアシスター 畠山 直子 様

ピューさんを通じ,ミャンマーで事業展開する上で必要となる法律のことや現地の工員の気持ちなど,さまざま情報を得られますから非常に助かっています。普段の業務は日本語でやりとりするのですが,一刻を争う場合は電話をかけてミャンマー語でコミュニケーションを取ってもらう場合もあり,重宝しています。これからも,現地工場を円滑に効率的に稼働させるための中心的な役割を果たしてほしいと期待しています。